新人看護師とプリセプターからのメッセージ ~1年を振り返って~
左:プリセプター 嶋田 右:新人看護師 渡部
新人看護師 渡部
最初は患者さんへの対応が上手くいかなかったり、看護技術の面で困る場面が沢山ありました。でもわからないままにするのが一番良くないと思ったので困ったことがあったらすぐプリセプターでも他の先輩でも相談するようにしていました。話をきいてくれたり、アドバイスをくれたので徐々にできることが増えていったと思います。特に患者さんへの対応は困ることが多く悩みました。他の看護師からは薬を飲んでくれるのに私からは飲んでくれない、お願いを聞いてくれない…などいろいろありました。他の看護師とは信頼関係も築けているので、対自分との対応が違うのは仕方がないと思います。悩んだら相談したり、他の看護師が患者さんへ対応しているのを見てマネをしてみたらうまく行く事もあったので、日々コミュニケーションを図りながらその患者さんを知っていくことが大切だとこの一年で学びました。
プリセプター 嶋田
プリセプターをさせていただくにあたって、自分の1年目のことをたくさん思い出しました。自分がされてうれしかったことは私自身もできるように、辛かったことや後悔したことはプリセプティにはさせないように、という思いで1年関わりました。徐々に病棟に慣れ、患者さんと笑顔で丁寧に関わる姿勢を見かけたり、他の病棟スタッフからプリセプティのいいところを聞いた時には、自分のことのようにうれしかったです。
初めての看護技術をするときには、一緒に勉強したり、患者さんとの関わりで困ったときにはプリセプティと2人だけでなく、主任や病棟スタッフとも相談し、共有しました。もちろんプリセプターはプリセプティの一番近い存在でありたいと思っています。それだけではなく、病棟スタッフ全員で育てていけるように、協力を呼びかけたり、情報を共有することも役割の一つだと考えています。