ご家族の方へ

家族のアルコール依存症で苦しんでいる方へ

 ご家族からアルコールの問題を注意しても、本人に改める気がなく、ますます問題が大きくなっていく。どう対応したら良いかわからず、受診を勧めても頑なに拒否する。そのため、ご家族が自身が不安を抱えて、落ち込み、仕事も家事も手につかないなどという方が多くおられます。病んでいくのは、本人だけではありません。ご家族をはじめまわりにいる人たちも健康を損なっていきます。人間関係をも壊しながら進行していくのが、この病気の恐ろしい特長です。

  • 世間体を気にして誰にも相談できず、一人で抱え込んでしまう。
  • 止めさせることが出来ない私たちが悪い、私たちが我慢すればよいと考えてしまう。
  • 注意をすると暴言や暴力を受ける。
  • 家族としての役割が果たせなくなってきている。
  • 家族との関係性に問題が生じている。
  • 酔っての転倒やケガをする。飲酒運転などの事故を起こす。
  • 仕事を失い、借金を抱えてしまう。

 アルコール依存症は「家族の病」であるともいわれています。ご家族がアルコール依存症から救うことが出来ます。そのためには次の対応が必要になります。

  • アルコール依存症であることについて、ご家族がしっかり認識をすること。
  • 話し合いは酔っていない時にすること。
  • アルコールについての知識を持つこと。
  • 一人で悩まずに、病院や保健所等に相談すること。

当院では、ご家族からのアルコール依存症についてのご相談に応じています。

お問い合わせ・ご相談窓口

河渡病院 相談室(医療福祉課) 025-274-8211(代)
受付は平日の9:30~16:30

お酒の問題でお悩みの方に対して、精神保健福祉士がご本人だけでなくご家族や関係機関からのご相談に応じておりますので、当院の相談室にお気軽にご連絡ください。

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